よくある質問とその答え
耐火モルタル不要でアーチ型のピザ窯が作れるって本当ですか?
はい。安心してください。
石窯君の窯部分は、めがね橋などで知られるアーチ構造になっているので、モルタル無しでも崩れません。
付属品のダンボール型枠を使って耐火煉瓦を積み上げるだけでアーチ型のピザ窯がご自身で作れます。
ぶつかったり、地震などの衝撃で崩れたりしないですか?
多少ぶつかったくらいなら大丈夫でしょう。
万が一崩れたとしても、耐火煉瓦が割れていなければもう一度組み立ててお使いいただけます。
かなり丈夫な構造ですが、万が一を考えて窯部分の上に乗ったりはしないでください。
常設(固定設置)したいけど問題はないですか?
常設(固定設置)は可能です。
ただし、目地を入れて耐火煉瓦を積み上げますので、目地の厚さによって付属品のダンボール型枠ではアーチの幅と高さの寸法が合わなくなります。
その場合は、お客様ご自身で型枠をご用意いただくことになります。
固定するのに、目地剤は耐火モルタルでいいですか?
耐火モルタルは耐火煉瓦の目地剤ですので問題はありません。
ただし、耐火モルタルは800℃以上で耐火煉瓦が赤くなるほど高温にならないと固まりません。ピザ窯にご使用の場合は、耐火モルタルにポルトランドセメントを添加してご使用ください。
目地剤に耐火モルタルを使う際の注意点を教えてください。
磐城シャモット会社サイトの耐火モルタル使用上の注意点をぜひ参照ください。
なお、石窯君を目地で固定する場合は、常温で固まる「13Tキャスター」をおすすめしております。
雑誌で「キャスター」を利用しているのを観たのですが何が違うのですか?
キャスターは、耐火モルタルと違って常温で固まります。耐火モルタルよりも目地が厚くなりますが、目地剤としてお使いいただくことは可能です。
その際は「13Tキャスター こて塗り用」をお使いください。
組み立てた後、上からキャスターで覆っても大丈夫ですか?
はい。常設(固定設置)の場合はそのような使い方をおすすめしています。
石窯君に目地を入れて固定した後に、アーチ部全体をキャスターで覆ってお使いいただくことで、水にも強くなり、保熱性も高くなります。
石窯君を設置する場所に屋根は必要ですか?
長期の雨ざらしは、耐火煉瓦の劣化の原因になりますので屋根がある場所がBestです。
屋根を作るのが難しい場合は、ブルーシート等で覆って保管してください。
もし雨などで濡れてしまっても、きちんと乾燥すれば性能に影響が出ることはありません。天日干しの要領で、できるだけ乾燥した状態にしてください。
焼床用に使える大きいサイズの耐火煉瓦はありますか?
平8丁(ひらはっちょう)と呼ばれるサイズの耐火煉瓦「SK34 平8丁 600×300×65・約25kg」がございます。
継ぎ目の少ない焼床を作りたい場合や、石窯君をベースに二層式のピザ窯を作る場合などにもおすすめです。
詳しくはお問い合わせください。