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S・B 様
煙突付きセット(令和2年7月ご購入)
家族や仲間とのんびりアウトドアライフが楽しめる空間作り
石窯君で思ったより簡単に実現することができました
はじめに
趣味の木材加工のための工房と、ピザ窯・調理台(基礎はインターロッキング)、及び芝生広場を備えた遊びの空間を作りました。
ピザ窯の製作にあたっては、「DIY SERIES ドゥーパ!特別編集 新版 ピザ窯・パン窯の作り方(GAKKEN MOOK)」を参考にしました。
窯台
ピザ窯の台は、高さ860mm、奥行き1200mm、幅1000mmで、ブロックを4段積み上げ製作しました。その上にセメント平板を6枚並べ、耐火レンガを敷き詰めました。
ピザ窯本体
最初に、石窯君を説明書通りに組み立て、使ってみました。
約一時間薪を燃やし、内部が白くなってからピザを入れてみると、あっという間に焼き上がり、感動しました。二回目からは、残り火がもったいないので、ダッチオーブンで骨付き鶏(親鳥・ヒナ鳥の足)やカボチャやニンジンなどの野菜を焼き、おいしく頂きました。家族にも大好評でした。後日、簡単な屋根を作り、雨対策をしました。
子どもや孫たちの評判もよく、大人数で利用することも増えてきました。
そこで、常設窯とするため、耐火セメントでレンガを固定するとともに、窯を少し大きくすることにしました。
作業の前にレンガの間隔を10mmとした場合の内寸がいくらになるか確認しました。画用紙でレンガ断面の型紙を作り、並べて確認しました。そして合板を使いアーチ内部の半円筒の型(半径600mm)を作り作業を開始しました。
10mmの角棒を挟みながらアーチを組み立てた後、隙間に耐火セメントを詰め、乾いてから角棒を抜き、穴に耐火セメントを詰め込む作業を繰り返し、アーチ部分を完成させました。
耐火セメントを隙間に詰め込む前に、耐火レンガ自体に水分を含ませるのに苦労しました。また、流動性が悪い耐火セメントを詰め込むのにも大変苦労しました。内側まで十分セメントが詰まっていないところもありますが、実用には困らないようです。
今のところ、背面の壁と煙突部分はセメントを使わず、積み上げただけの状態です。
使用してみて
耐火セメント使用のピザ窯になったおかげで、窯の底辺の内寸が600mmになりました。そのため、加熱時間が1時間10分ぐらいかかるようになり、積み上げ方式より1.2倍程度かかりますが、その恩恵は大きく、大小二つのダッチオーブンが使えるようになりました。↗
また、窯の中に炭火を入れたバーベキューの台を入れ、網をおいてサツマイモを並べておくと、とてもおいしい壺焼きができます。食パンを焼く型も複数個並べることができます。芋やパンを焼くときは蓋を利用します。蓋は2×4材で作り、内側に耐火ボードを二重に張ったものですが、十分使用に耐えます。
おわりに
退職後は、米や野菜作りに挑戦しながら、趣味の木工や家族や仲間とのんびりアウトドアライフが楽しめる空間作りに取り組みたいと思っていました。
このたび、貴社の「簡単アーチ石窯君」を購入したおかげで、思ったより簡単に実現することができました。
家族や親戚、そして仲間が集う空間に育てていきたいものです。
よい商品をご提供くださり、ありがとうございました。
「簡単アーチ石窯君」をお買い上げいただきありがとうございました。
詳細なレポートもお送りいただき、私たちはもちろん、これから購入をお考えの方にもとても参考になると思い、すべて掲載させていただきました。
色分けしたアーチ部の型紙は『素晴らしいアイデア!』の一言です。
これからも、ご家族やご友人達とアウトドアライフをお楽しみください。